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マイケル・ジャクソン氏、死亡

その原因は別として、
心肺停止状態での発見そして病院への搬送という事実は
複数のメディアが報じていることから
おそらく間違いないと思われます。
つい最近流れた映像をみると、
内容的にはツアーをやるよ、元気だよ、というものでありながら、
見るからに体調が悪そうで、
遠くない将来、
いつかこんな日がくるのでは?と
心のどこかでは覚悟していました。
私はマイケルと同い年なので、
彼がジャクソン5で歌っていたときから知っています。
あのころ、
黒人兄弟コーラスグループのジャクソン5と、
白人兄弟コーラスグループのオズモンド・ブラザーズがしのぎを削り、
それぞれメイン・ボーカルである
マイケル・ジャクソンとジミー・オズモンドが
アイドル的な存在となっていました。
マイケルがソロでリリースしたのは
「ベンのテーマ」が初めてだったでしょうか。
新聞の全面広告になっていた
アフロヘアの坊やだった12歳のマイケルの横顔シルエットは
今でもはっきりと思い出せます。
それから声変わりして、
声変わりと体の成長とともに、ジミーは沈んでいったのですが、
マイケルはディスコ・サウンドで生き延び、
そして
あの「スリラー」が全てを塗り替える。
ちょうどミュージックビデオクリップが全盛となる時期で、
天才的なダンサーでもあるマイケルは
時代の寵児となりました。
天才少年が「ただの人」にならず、
ますますその才能を輝かせるのを見るのは、
同時代を生きた人間として、とてもうれしいことです。
類稀な歌唱力とリズム感とダンススキルを持ち、
「We are the World」でミュージシャンを一つにまとめ、
以降も精力的にワールドツアーを続けて
「ライヴ」でも「ビデオと同じ」にやってのけ、
世界中を虜にしたマイケル。
事故による大やけどという不幸を負わなければ、
それ以降のさまざまなスキャンダルも
少なくとも半減していたのではないかと思っています。
マイケル・ジャクソンと聞くと、
スキャンダルまみれの奇行ばかりが連想される人へ。
彼は、超一流のミュージシャンです。
永遠に。

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