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熊川哲也@「スタジオパークからこんにちは」

10/5(月)の放送(生放送)だったのですが、
録画していたのをついさっき見ました。
なんか…感動した。
素直で、まっすぐで、飾らないで、
バレエを語る熊川さん。
やっぱり大きなケガが人生観を変えたのでしょうか。
「自分のためのバレエでなく、バレエのための自分」ということは
この前、ファンクラブのサマーパーティーでも言っていたけど、
その言葉以上に、
彼は本当にバレエに救われたんだな、ということが伝わってきた。
あと、
バレエを習い始めの頃は「回転に命賭けて、どこでもクルクル回っていた」
というのも知っていたけど、
「13歳のころ、ジャンプしたら空気と会話ができたような気がした」
というくだりがとても興味深かった。
滞空時間が長いことに気がつき、
「もしかしたら、ボクってけっこう飛べるのかも」と思ったという。
とはいえ、
気づいてからがすごい。
「猿飛佐助のように」ものすごく訓練したようです。
やっぱり、天性だけじゃなく努力があって今があるわけですね。
彼のジャンプの持ち味は、その一瞬空中で止まったかと感じるほどの滞空時間の長さ。
「長いからこそいろいろな技をその間に持ち込むこともできる」
なるほど。
ロイヤルを退団して、今までやったことのないことをいろいろやってみて、
やっぱり古典だって気づいた、というようなことを言っていた熊川さん。
これは別のところで言っていたことだけど、
「およう」という映画をやったことで
ほかのジャンルの第一線の人たちの仕事を見るにつけ、
ここは「アウェイ」だと感じた、自分の「ホーム」はバレエだ、と
改めて認識した、というのにも通じるかも。
バレエを語るときの、
熊川さんの恋するような笑顔が素敵です。
今回は、10/15に始まる「ロミオとジュリエット」のことは一言も宣伝しませんでした。
ここがNHKたるゆえん、でしょうか(笑)。
舞台に向けて体をしぼっているのか、
それともしぼれてしまっているのか、
サマーパーティーのころよりずっと痩せてみえました。
普通はテレビに出るとふっくら見えるのに。
本気モードですね。
私は11月に見る予定なので、今月見る人たちがうらやましいです。
日経新聞の記事によると、
かなりマクミランを意識して(そうでないように)作っているようです。
「粋&派手」って、どんなロミジュリになるんでしょう??
素敵な舞台に仕上がることを期待しています。

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