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ボロボロになるまで読んだ本

ボロボロになるまで読んだ本がある。
「シナの五にんきょうだい」。
今で言えば、中国版「X-men」か「サイボーグ009」か?
(「サイボーグ009」はもう“今”じゃない?)
海の水を飲み干せる、火の中でも生きられる、
「ONE PIECE(ワンピース)」のルフィみたいにゴムゴムの体、など
それぞれが超能力をもった5人のよく似た兄弟が
王様の無理難題や拷問に打克ってシアワセに暮らす話。
以前、どうしても子どもに読ませたくてさがしたところ、
絶版になっていました。
どうも、「シナ」という言葉がいけなかったようです。
「ちびくろサンボ」などと同じです。
だけど、「中国の5人兄弟」じゃ、ゴロが悪い。
「シナの五にんきょうだい」は名タイトルだと思います。
とっても面白い話だし、
別に中国人を差別したようなところはないし。
たしかに挿絵の5人は、
いわゆる辮髪(べんぱつ)・細い釣り目だったけど、
これで「絶版」かー、と納得いかない私でありました。
すると、数年たって、なんと復刻版が出たのであります!
もちろん買いました!
A4ヨコ長の本は、昔はペラペラだったんだけど、
復刻版はハードカバーになっていました。
(出版社も変わっています。復刻版は瑞雲舎で、もとは福音館書店。
「こどものとも」のシリーズだったのでは?)
もう子どもはずい分大きくなってはいましたが、
読ませましたよー。
私が子どもに「絶対読みなさい!」と命令した本は、
これと「ナルニア」しかありません。
ボロボロになるまで読んだ本は、あと二つ。
一つは「少女パレアナ」。
母の本で、もともとボロボロで、最後の数ページはなかった。
「プリズム」のところが大好きで、
オトナになってから、文庫で読み直しました。
以前の本は子ども用にリライトされていたので、
「こんなに深い話だったのかー」と感銘を受けたものです。
もう一つは「からすだんなのおよめとり」。
アラスカ・エスキモー(これも使用できたりできなかったり、難しい言葉)の童話集みたいなもので、
私は「てばたき山」というのが好きだった。
渡り鳥が、目的地に行くためにどうしても通らなければならない
難所のお話です。
これも、新しく買いなおしました。
その物語を全部理解して読んでいたわけでもないけれど、
心の奥深くに何かひっかかりがあったのでしょう。
単純だけど、印象深い挿絵も、すぐに頭に浮かびます。

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