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「MURDER BALL」@シネマナビ

9月6日から、北京でパラリンピックが始まりますね
車椅子でやるスポーツとしては、
バスケットボールやテニスがメジャーですが、
今日ご紹介するのは、ウィルチェア(Wheel Chair=車椅子)ラグビーのお話です。
私が紙媒体に書いた初めての映画評。
今読むと、舌ったらずというか、
「もっと書き方があるだろ」とつっこみたくなる・・・。
あそこも、ここも、書き直したいけど、
あえてそのまま掲載します。


マーダーボール
障害者もオトナシクできない
映画:MURDERBALL(マーダーボール)
監督:ヘンリー=アレックス・ルビン/ダナ・アダム・シャピーロ
配給:クロックワークス
ストーリー●
シドニーパラリンピックから正式種目の車イス(ウィルチェア)のラグビー。
「障害者スポーツ」というには、あまりに激しいタックルの連続。
世界一を目指すアメリカチームの主将ズパンを中心に、
彼らの誇り高き日常と、それを支える家族愛を追ったドキュメンタリー。
2005年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート作品。
(10/7より全国で順次公開中)
もしあなたの自慢の子が、親友の車に同乗して事故に遭い障害を負ったら、
その友にどんな言葉をかけるだろうか。
ズパンの父は言った。
「気にするな。君のせいではない。でも責任はある。それは忘れるな」
もしバイク好きが講じて事故に遭った息子が車イス生活になったら、
あなたは彼にどんな人生を歩んでほしいか。
車イス姿の自分を「ダサイ」といって受け入れられないキースは、
「改造マシン」ともいえるウィルチェアラグビー用の車イスを見て、
事故後初めて目を輝かせる。
「これ以上なにかあったら、どうするの?」
肉親なら絶対口に出したい叫びを封印して、
本人が本人らしく生きる道を応援する家族や友人。
通常のスポーツと同じく英雄として讃える国民。
「障害者だから」こうでなければならない、という健常者の常識が、
爽やかな涙とともにはじけ飛ぶ感動作だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回のパラリンピックでは、日本もウィルチェアラグビーに出場。
試合は9/12からです。
この映画に出てくるような、アツイ闘いを見せてくれることでしょう。
ウィルチェアラグビーのサイトもどうぞ。
こちらでは「マーダーボール」の映像の一部が見られます。

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