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「幸福な食卓」@シネマナビ


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映画:幸福な食卓
監督:小松隆志  原作:瀬尾まいこ(講談社刊)
配給:松竹
生きなおす家族たち
ストーリー●
「今日から父さんは、父さんをやめようと思う」。
中原家の朝の食卓で、弘は宣言する。
すでに妻は家を出て一人暮らし、
優等生だった息子は大学に行かず、農業をやっている。
不自然な空気の中、
中学生の娘・佐和子は必死に平静を装おい生きている。
彼女の心を癒してくれるのは、転校生の大浦だった。(1/27より全国で公開中)
「朝食は、必ず家族そろって食べる」にこだわっていた中原家が、
ひとつ、またひとつ「ねばならない」を捨てていく。
家族の中の役割を放棄した家族は正常ではない。
だがそうなるまでに、
父も母も兄も、まじめすぎるほど「役割」に徹し、
その役割に押し潰されてしまっていたのだ。
これは、人生を生きなおす物語。
本当にやりたかったことは何か。
本当に大切なものは何か。
結局また4人が食卓に揃うようになったとしても、
それは以前と同じではない。
それは新たに手にした幸福の食卓。
教師の父、
早い結婚だった母、
自分の中の「ズレ」を自覚した兄、
子どもとして親に甘えることができない妹。
どの登場人物にも観客は自分を投影できるはずだ。
佐和子役・北乃きい、大浦役・勝地涼の初々しい恋物語に、
誰もが甘酸っぱい青春を思い出すことだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*昨日書いた「おくりびと」と同じ、松竹の映画です。
松竹のちょっとレトロな試写室で、
やはり、ぼろぼろ泣いたのを思い出しました。
今、テレビで舞台で引っ張りダコの勝地涼くんが、爽やかな中学生役で出ています。

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