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「ブラック・スワン」@シネマナビ349


【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】対象商品ブラック・スワン [ ナタリー・ポートマン ]
私の中の「悪い子」が解き放たれるとき
監督:ダーレン・アロノフスキー
配給:20世紀FOX
ストーリー●ニナ(ナタリー・ポートマン)は長年在籍している
NYのバレエカンパニーで、ついに「白鳥の湖」の主役の座を射止める。
幼いときから二人三脚でニナを支えてきた母親(バーバラ・ハーシー)も
大喜びだ。
しかし振付家は「白鳥は完璧だが黒鳥に魅力がない」と厳しい。
さらに新入ダンサーのリリー(リラ・ミクス)が黒鳥を完璧に踊り、
主役の地位を脅かし始める。
ニナは焦るが、同時にリリーの生き方にあこがれも感じ、
黒鳥の役作りのため、母親の言うままに動いてきた自分の生活の殻を破ろうとする。

主役の座を競い合うステージもの、
それも任命権のある振付家との恋がからみ……と一見ありきたりな構図だが、
恋愛や成功譚のほかに親子の葛藤やサイコサスペンス、精神の混乱など、
テーマが幾重にも織り込まれ一筋縄ではいかない。
なかでもニナを追い詰めていく閉じた母子の絆の危うさには注目。
「いい子」の人生を歩いてきた娘とステージママとの関係は、
短いが印象的なセリフや行動がちりばめられ、不気味な伏線となっていく。
もちろんモチーフは「白鳥の湖」。ニナの心理に添ってバレエや音楽が使われる。
オデットが湖に飛び込む場面の練習風景は、
ニナに「跳ぶ」勇気を促すようで興味深い。
ずっと抑制的に描かれるニナが、最後に踊って見せる舞台上の「黒鳥」は
爆発的に躍動し、そのコントラストは見事である。

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