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「韓国映画ショーケース2007」

もう始まってしまいましたが、
12月8日(土)~12月14日(金)、
東京・有楽町駅前ビッグカメラのビルの7階で、
「韓国映画ショーケース2007」をやっています。
「なんでビッグカメラのビルで??」
…とフシギに思っているアナタに一応説明しよう!
ここはビッグカメラになる前はデパートでした。
そして、その上には「読売会館」なるものが!
「よみうりホール」ではお芝居もやるし、コンサートもやる。
(三越の上に三越劇場、みたいな)
最近、長谷川きよしのコンサートにも行ってきました。
ビッグカメラになっちゃうと聞いたとき、
ここはどうなるのかなー、と思いましたが、
ホールはホールとして残ったみたいで、ホッとしたものです。
そして、ここの7階8階に、「シネカノン有楽町1丁目」があります。
最近再開発されたJR有楽町の駅前(ビッグカメラの反対側)には、
「イトシア」という建物ができて、その中には新しく「シネカノン有楽町2丁目」が出来ました。
こちらと間違えないでね~!
さて韓国映画の方ですが、
「韓流ブーム」のその先の、「掛け値なしの魅力と実力に再び出会う」というスローガンの下、
バラエティに富んだ9本が紹介されています。
パンフレットを見ると、
「観てみたいな~」と思うものばかり。
短い上映期間ですので、どれも3回ずつくらいしかかかりません。
以下、パンフレットを参考に紹介します。
巨匠イム・グォンテク監督の映画「千年鶴」は、
日本でもヒットした「風の丘を越えて~西便制」をほうふつとさせるパンソリの物語。
オ・ジョンヘも出ます。
「マイ・ファーザー」は、
アメリカの養父母のもと立派に成長した青年が、実の両親を探しに駐韓米軍に志願する話。
どこかで聞いたような??・・・そう、これ、実話ベースです。
私もニュースで見ました。
「バント(仮)」は、
知的障害をもつ小学生・ドングを育てるシングル・ファーザーの話。
地元の小学校がとっても好きで、彼なりの居場所をもって楽しく通っているのに、
学校側は「IQ60」を理由にドングを特殊学校に転向させようとする。
父子の明るい笑顔が印象的。
「王の男」のチョン・ジニョンが父親役を熱く演じてくれそう。
日本でも、よくあるシチュエーションなので、
韓国とどこが同じでどこが違うか、見てみたくなります。
「横綱マドンナ(仮)」の紹介文の冒頭を引用すると
―歌手のマドンナが大好きな男子高校生は、完璧な女性になるための手術に必要な資金を稼ぐため、(中略)「シルム(韓国相撲)大会の優勝者には奨学金500万ウォン」という朗報を聞いた彼は、シルム部へ入部する。―
どういう話?
マドンナに憧れる、というのは、どうやらマドンナみたいな女性になりたいってことみたい。
性同一性障害のことや、
韓国では「当たり前」になっているという美容整形の話などにも関連するのでは?
「マドンナ」「シルム(相撲)」「性転換手術」
ギャップたるやものすごい三題話ですが、興味そそられます。
体重を増やして撮影に臨んだリュ・ドックファンの演技がすばらしいらしい。
(追加情報)
SMAPのクサナギくんが、出演しているそうです!
「飛翔」
元韓国代表選手で鳥栖、コンサドーレ、ヴェルディなどJリーグチームの監督経験もある
チャン・ウェリョン(張外龍)氏が、
Kリーグの「お荷物」チーム・仁川(インチョン)ユナイテッドFC監督になり、
プレーオフまで進出した躍進のシーズンを記録したドキュメンタリー映画。
選手層の薄さや練習環境の悪さをどう克服したか、
「嘘のような実話」と銘打ってあるこの映画、サッカーファンは見逃せない!?
「ウリ・ハッキョ~われらの学校」
小学校1年生から高校3年生までの12年間を共に学ぶ、北海道朝鮮初中高級学校。
監督のキム・ミョンジュン氏は、3年をかけてこの学校の生徒や先生と交流を深め、
在日の人たちが作り上げてきた朝鮮学校の歴史と今を映し出す。
釜山国際映画祭「ドキュメンタリー」部門最優秀賞受賞。
韓国で7万人以上の観客を動員したとのことです。
他に「家族の誕生」「極楽島殺人事件」
「極楽島・・・」は、ミステリーで、何となく横溝正史や「TRICK」のニオイが…。
以上、まだ全部見られますので、
時間の合う人はぜひ足を運んでみてください。
「韓国映画ショーケース2007」の公式サイトでは、
「飛翔」「ウリ・ハッキョ」の予告編が見られますよ!

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