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「カーニバル・オン・アイス」

昨日テレビでやっていた競技会の模様は、
バレエを観に行っていたので観られませんでしたが、
今日の「カーニバル」のほうは見させていただきました。
ショウという意味では、
サーシャ・コーエンとジェフリー・バトルが群を抜いて素晴らしかった。
サーシャの「キャバレー」、小道具の使い方があまりに自然!
自分らしさをナンバーに十分落とし込んでいるところが凄い。
ジェフリーのダンスセンスのよさは、スケートという域を超えている。
1曲のどこに何をちりばめるか、というのを知り抜き、
お客が自分に求めるスケートを完璧にやってのけたのは、荒川静香。
すごすぎるんだけど雑すぎたのが、プルシェンコ。
このまま競技場に行ってメダルとってください!っていうくらい
完璧だったのは、ロシアの川口・スミルノフペア。
絶対ミスらないわよ~!と気迫で滑ったのがジョアニー・ロシェット。
美しかったのは、安藤美姫。
あの鬼気迫る表現力は何? 彼女は今を盛りと輝いている。
競技になったときに、どのくらいジャンプを入れられるかが勝負かな。
小塚も悪くなかったけれど、
やっぱ高橋はいい! あの軽さ。あのスピード感。
全力で1曲踊りきったあとにそれ以上にはっちゃける「Latin Mix」。
なんという男なんだ、高橋!
トリを飾ったのは20歳になった真央ちゃん。
競技会でも調子が悪かったようだけど、
こちらは(多少のミスはあったものの)うまくまとめてきました。
アンコールでやった「愛の夢」、あれは振付がどうなんだろう?
一部だけしかやらなかったけれど、ちょっとせわしなさ過ぎないかしら。
彼女はここのところスロースターターなので、
長い目でみたいと思います。
体つきも変わってきたし、心身ともにきつい時期だと思います。がんば!
あと、
感心したのが本田武史。
この人、うまくなってる。
スケールの大きい、感動的なスケートをするようになった。
コーチとしても一流だし。解説もうまくなったし。
拍手です。
解説といえば。
本日のアナウンサーも解説も、サイテーでした。
何も言わないっていう解説者、ありえない。
ヘンなことを叫び続けるよりはいいけど、
「あまりに引き込まれて何もいえませんでした」とか言ってもダメ。
特定の人だけじゃなくて、ほとんど全部何も言ってなかった。
その上、荒川静香のときだけちょっとしゃべったことで
あなたは出場選手について、何のリサーチもしてないね、ということが、
わかってしまいました。
バックグラウンドにしろ、今滑っている技にしろ、最近の取り組み方にしろ、
何かしらの情報を披露するのが解説者。
それとも、情報収集する術がないのかな。
アナウンサーはアナウンサーで、
先に考えておいたとしか思えないフレーズしか言わないし。
フォローできない同士を組ませるの、やめてください。
フィギュアスケート、これからまたいろいろ楽しめる季節ですね。
まだまだシーズン始まったばかりです。
完成度より、じっくりつくっていっている時期だと思います。

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