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帰宅困難者の帰宅ルート確認

もしも大地震が起こったら、
そのとき、家族はどこにいますか?
会社、学校、家…みんなバラバラじゃないですか?
落ち合う場所は決めていますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は前、お台場に住んでいました。
夫も私も、お台場の外で働いていましたが、
二人の子どもが両方ともお台場の中の学校にいたときは、
とりあえず二人の子どもは一緒にいてくれる、
という安心感があったのですが、
上の子が高校生になってお台場の外に通うようになったとき、
家族四人がまったく異なる地域で被災する可能性が高いことに気づきました。
それで、
私はお台場の中に仕事をみつけることにしました。
お台場って、橋でつながれている離れ小島同然で、
もしこの橋が落ちたら、下の子どもは孤立する、と思ったからです。
今は、千葉県に住んでいます。
高校生だった息子は社会人に、
中学生だった娘は大学生になりました。
あのときよりも、てんでバラバラな毎日を送っています。
千葉県の、それも海に近いほうに住んでいて思うこと。
職場で罹災したら、
川を何本も渡らなければ家には帰れないけど、
荒川やら江戸川やら、広~い川幅の川は、
橋が落ちたら絶対に渡れないな~っていうこと。
各人、自分が行くべき避難場所をリサーチした上で、
東京にいる家族同士、どこで落ち合うかを決めるようにし、
「家に帰る」のは、ある程度落ち着いてからにするのがいいかな、
と思っています。
(家があることが確認されてから。海に近いんで)
そんなこんなのゆる~いハザードマップしか持たない我が家ですが、
今回、夫の職場から
「歩いて職場に来る訓練」という指令が出ました。
とはいえ、遠い人、近い人、いろいろいて不公平だと思ったのか、
「通勤に使う電車で東京に入った最初の駅から歩く」というルールが。
…でも私が思うに、
「東京に入る」ためには川を渡らなければならない、
川を渡るということは、橋を渡らねばならず、
災害時に、その橋は渡れるの?
橋が落ちていなかったとして、渡っている最中に落ちないの?
…と、本当の訓練にならないような気がしました。
「橋が落ちていたら、来なくていいんだよ、きっと」とのたまわった夫について、
私も一緒に歩くことにしました!
一人で歩くのってつまらないし、
私も一度はルートを確認したいと思っていたので。
もちろん、
今回は「ルール」に則り、東京に入ったところから。
最寄の駅は「葛西臨海公園」です。
しかーし!
そこから橋を何回わたったことか。
特に最初の橋。荒川にかかった橋。デカイ。高い。コワイ。
落ちたら絶対死ぬ。
考えたら、ここって河口というより海。
本当の河口はもっと川上で、
海を埋め立て埋め立てその分「川」が海のほうに長くなって、
ものすごく大きな橋が架かったというのが事実です。
そのうち、写真もアップできればと思いますが、
年末とは思えない暖かい日で風もなく、
途中、30分ご飯休憩をはさんで、ピクニック気分で4時間強歩きました。
夢の島や辰巳の森のあたりは、
すぐ隣りに高速道路が走っているとは思えないほど
静かなハイキングルートがあり、
区民農園にはブロッコリーなんかも実っていてビックリ。
築地のあたりはお正月の準備物を売る出店が並び、
おいしそうなお店も開いていて、
とても活気がありました。
町を歩くといろいろな発見があって面白いです。
ちょっとした「ブラタモリ」体験。
みなさんも、
楽しみと実益と運動を兼ねて、やってみませんか?
この日は20000歩を超えました~。

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