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一日中文楽漬け!@国立劇場

朝、渡辺保先生の講義を拝聴、
第一部「葛の葉」を中心に見所を押さえた上で観劇。
第二部「桜丸の切腹」は住大夫さんを楽しみに。
ここでおしまいのはずだったけど、
渡辺先生のお話を聴いたら、
やっぱり第三部「義経千本桜」も観よう!ということになり
(もう来られる日がないので、観るとすれば今日だけ!)
一部鑑賞の前にチケットを購入。
結局朝の9時半から夜の9時まで国立劇場にいることになってしまった!
でも、
至福の時間だった~。
(途中、何度か睡魔に溺れたことは正直に白状します。特に昼食後)
保先生のお話をじかに聴くのはこれが初めてですが、
その的確・辛口しかし熱い思いのつまった評は素晴らしく、
また聴きたい!と思ってしまいました。
住大夫さんの義太夫は、他の人とまったく別の味わいがあり、
本当に人形が語っているような、
舞台と語りが渾然一体となるような感じ、
さほど太い声でもとおりのいい声でもないのに、
語りの意味が、身体にしみ入ってくるようなじわり感があります。
第二部は、勘十郎さんの白大夫(桜丸など三兄弟の父)が秀逸。
第三部は、蓑助さんの静御前!
お人形が踊りをするのを一心に観るって、どうよ?って思ったけど、
素晴らしいですよ、これ。
いまどきのオタクたちが二次元ラブとかフィギュアラブとかいうの、
もう江戸時代には確立していたってことだよね。
桜丸の人形って錦之助をほうふつとさせてハンサムだし~。
「ロボット」に人間の形を求めるのは日本の特徴で、
それは「鉄腕アトム」を生んだ系譜があるから、というのは定番の解釈だ。
アトムの前にはからくり人形があった。
文楽人形もあった。
「ただの木偶(でく)」を動かすことで、木偶にも魂を吹き込むことができる。
人形を、人と同じように扱う文化が
日本にはずーっと昔からあって、それが私たちのDNAに刻まれている。
そのことを
強く、強く、確信した一日でした。
昭和の名舞台をたくさん見てきた渡辺先生をして「感動的」という「桜丸の切腹」
2/12も満員御礼でしたが、
チケットがとれるようでしたら、ぜひご覧になってください。
「おけぴ」にも多少出ていましたよ)
序盤の「白大夫の昼寝」のときの勘十郎さんに注目。
白大夫の「はら」が勘十郎の顔にあります。
また詳しいレビューも書きたいですが、取り急ぎ、感動をかきとめておきます。

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