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中村勘九郎の「土蜘蛛」オンエア@Eテレ

今日のお昼に放映されていました。
やはりすごい!
特に、高僧として出てくる前半の殺気はただものじゃない!
そしてお囃子がよい。
お囃子の演者もよいが、曲がよい。アレンジがよい。
実は、昨日新橋演舞場で「椿説弓張月」を見てきたのですが、
まあ、見どころもあったものの、大味でして。
三島由紀夫が滝沢馬琴の作品をベースにつくった歌舞伎ですが、
スペクタクルとしての舞台装置とかは興味深くみたものの、
場面の進め方、演じ方に必然性が感じられない部分が多く、
のめりこめないままでした。
話もそうですが、音楽があまりに凡庸というか、
「どうしてそこで鼓がポンポン鳴るのかな~」とか、
「今そんな料亭から流れてくるようなお囃子が必要かな~」とか、
ものすごく違和感があったんです。
今日、「土蜘蛛」を見て、
やっぱり名作というものは違うな、と。
曲がよく、だから演者もよくなり、理想が高まり、全体が締まる。
何度も再演されることでさらにブラッシュアップされる。
その繰り返しが芸術を芸術たらしめるんだな、と思いました。
「土蜘蛛」2月の公演観劇レビューはこちらです。
追伸。
「椿説弓張月」の収穫は、とにかく七之助。
このところ、ずっと平成中村座で見ていたので、
大きな舞台で見るのは久しぶりだったのですが、
演舞場の真ん中でピンで立っているのを見て、
どっしりと映えるスターになったと改めて実感。
台詞回しが美しく、感情の機微が丁寧。素晴らしい!

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