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「ジーザスクライスト・スーパースターアリーナツアー2012」

「ジーザスクライスト・スーパースターアリーナツアー2012」
すごいです。
もう東京は終わっちゃったみたいですが、
お近くでやる人、ぜひぜひご覧ください。
ロックオペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」
オリジナルバージョンについてはこちらをどうぞ。
現代に置き換えた演出がラディカルかつストレート!
ティム・ライスとアンドリューロイド・ウェーバーが
1970年に描きたかった核心が表れている。
彼らが描きたかったものは、
「神話」ではなく「人間」だったはず。
ジーザスは神ではなく、
いつの時代にも生まれる「運動体のカリスマかつ殉教者」。
その人間的な苦悩が本当にリアル。
リアルであると同時に
キリスト教の「三位一体」の意味が体にしみとおる。
ジーザスもまた、人間だったのだと。
「何か」に突き動かされるようにして、
自分には手に負えないとてつもない大きなことを始めてしまった男。
そのことに気付いたときの苦悩。
そして、マグダラのマリアの素晴らしい歌唱力にノックアウト!
「私はイエスがわからない」で初めて泣いた。
なんて歌に心情がのりうつる人なんだ…!!
なんと!
元スパイス・ガールズのメラニー・Cなのであった。
ユダもうまかったよ。
ミュージカルコメディアンで、
ウェスト・エンドのミュージカル「マチルダ」の作詞作曲を担当したティム・ミンチン。
ヘロデ王役にはラジオDJのクリス・モイレス。
もうこの場面はいうことなし! 楽しすぎて困っちゃう。
ジーザスのベン・フォースターもよかったけど、
やっぱり私の中ではテッド・ニーリーを超えるジーザスはいないので、ゴメン。
テッドについては、こちらを見てください。
でもとにかく、演出がすごい。
「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」のローレンス・コナー。
そして、
ここまで「現代」に舞台を移してまったく色あせず、
かえって新しさまで感じさせる「ジーザス」の作品力!
古典になったな、と思う。
この話は永遠に演じられることだろう。
ジーザス好きな人、絶対観るべきですね。
また、
「レ・ミゼラブル」でミュージカルに開眼した方もどうぞ。

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