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ローレンス・オリヴィエの「ハムレット」


ハムレットといえば、ローレンス・オリヴィエ。
ここまでハムレットのこと書いたんだから、やっぱ見なくちゃと思い、
1948年公開の映画「ハムレット」のDVDを500円で買いました。
名画DVD ハムレット VCDD-15
(著作権の年限が50年から70年になって、いろいろ問題になった、あの廉価DVD)
市村さんと同じで、もうかなりお年になっての撮影ですから、
フリフリの襟のブラウスとか、ちょっと違和感あるんですけど、
でも、セリフを聞いていると、その迫力にのけぞってしまいます。
特に、父王の亡霊と出会うまで。まだ狂人のふりをしてない時のハムレットがすごい。
ケネスと違って、後半からはわりとカットしてある部分が多いので、
ちょっともったいない感じさえします。
オリヴィエで、ハムレットをすべて見たい! 
その絶頂期に舞台で観られた人は、幸せでしょうね。
この映画は、セリフのないところを、目と目の演技とか、椅子の大写しとか、
そういうので意味をもたせていて、すごく話の流れがわかりやすくできてます。
機会があれば、見てください。
イギリス人のハムレット観がよくわかります。
また、劇中劇として出てくる黙劇では、バレエのマイムと動きの意味が同じでした。
やっぱり、文化ってつながっているんですね。
*2006年5月29日のMixi日記をもとに書き直しました。
これで、ハムレットはおしまい。
長々つきあってくれた皆さま、ありがとうございました。

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