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ボリショイバレエ「ラ・バヤデール」@東京文化会館

書かねばならぬことがたくさんありますが、
いろいろありまして滞っております。
来週からがんばって遡って書く予定ですので
どうぞご容赦を!
取り急ぎ、本日1つ先に、短感のみ。
ザハロワのニキヤは素晴らしかったです。
文句なし。
ラントラートフのソロルも、高速回転と浮遊感のあるジャンプで魅せました。
二人とも、音楽を身体で感じて波と一体化していた。
大好きなマリーヤ・アレクサンドロワがガムザッティをやるというのが
私の眼目の一つだったのですが、
姐さん、ちょっと体型が…。
もともと大柄だし、そこが魅力ではありますが、
それにしても…というレベルで、
生お腹丸出しの衣裳がちょっとイタい感じでした。
踊りのほうも、決して悪くはないけれど、
ザハロワとラントラートフが音楽とぴったり合っていたのに比べて、
「踊りますわよ~!」が全開すぎ、
音との協調性が今ひとつ。私は乗りきれなかった。
去年の怪我の影響もあるのかな。
キトリはきっとよかったのだろう、と脳内で想像。
ザハロワのニキヤ、ロヂキンの奴隷は別格だったけど、
数年前に見たマリインスキーの「ラ・バヤデール」すべてに完璧な舞台からすると、
今回のボリショイに、ずば抜けた感激はなかった。
逆にこの前のKバレエの「ラ・バヤデール」が、かなりのレベルだったことを再認識。
三幕の冒頭の素晴らしさはかなうべくもありませんでしたが、
他はいい線いっていたと思います。
KのDVDが出たら、買ってもう一度よく見ようっと。
音のよい文化会館でしたが、オーケストラの演奏も管楽器の音が割れ気味で乱調。
ただ、三幕のグラン・パ・ド・ドゥでアダージオのヴァイオリンソロは
妙なる調べでうっとりしました。
幕間に、フィーリン芸術監督を発見。
サングラスですが、お元気な様子でほっとしました。

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