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「連獅子」@シネマ歌舞伎

昨日に引き続き、連獅子について。
今日は、シネマ歌舞伎になった中村勘三郎とその息子二人で行われた
親子3人によるちょっと変則な連獅子です。
「連獅子」というと、
赤や白の長い毛をグルグルまわす、あれね。と
そんなふうに思っていた私。
だけど、
実は3部構成になっていて、
まずは獅子舞の獅子頭(かなり小さい)を持って
狂言師3人(もちろん中村親子)が舞い、
次に二人の僧が出てきて互いの宗派の自慢をしたり
獅子がでてきたらどうする?などと言ってひるんだりして、
最後に獅子の精として最初の3人が再び登場します。
まずは獅子頭での舞い。
3人ともお人形のように白塗りで目がくっきりで、
その3人が体を寄せ合い、ストップモーションのようにしてポーズを決めると、
もう一枚の絵のように美しい。
そうかと思うと、
今度は激しく足を踏み鳴らしたり、
とんだりはねたりがもう見事というかすごいというか。
そのスピード感は、
もう歌舞伎というよりヒップホップかなんかのダンスに近く、
それを駆り立てるようなお囃子もまた、
ロックコンサートでギターソロ、みたいに三味線が掻き鳴らしてるし、
そこでやんやの拍手は起こるし、
本当にコンサートっぽかったです。
このシネマ歌舞伎はあの山田洋次が監督で、
今まではなかったことだけれど、
花道のすぐ近くにカメラを据えたり、
(稽古のときの映像とはいえ)舞台の上にカメラを上げての
至近距離での映像が斬新。
毛振りがカメラに着くかというくらい近くなので、
臨場感が違います。
華麗さ、美しさ、という意味ではちょっと違うかもしれませんが、
迫力が違いますね。
かつらの重さを感じます。
すごい体力ですよね。
特に勘三郎さん。
若者二人に比べたらやっぱりお歳なのに。
それにしても、
3人の毛振りが見事にシンクロしてました。
これってすごいことなんだって、
この前金太郎・染五郎、幸四郎の蓮獅子を見て思いました。
クルクルまわすだけでも大変なのに~。
あ、私みたいな素人がやるのと一緒にしちゃいけませんね(笑)。
このシネマ歌舞伎になった連獅子は、
私は数えませんでしたが、
人の話だと、普通の倍はまわしてるらしく、
その回数もスピードも、ものすごいみたいです。
終わったとき、
映画で、しかもDVDで、家のリビングで見てるにも拘らず、
思いっきり拍手してました。
一度お手にとって見てください。
力強い舞いです。惚れ惚れします。

コチラで映像がちょっとだけ見られます。

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