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Kバレエ「コッペリア」@東京文化会館

やっぱり東京文化会館はいいな~。
5階正面中央の特等席で、見えないオケから湧き上がる演奏を聴きながら、
久々の「コッペリア」を堪能しました。
荒井祐子のスワニルダが抜群の安定感とおきゃんさで出色。
熊川扮するフランツの浮気根性にカンカンになって起こるところが、
とっても可愛らしかった。
2幕での「人形ぶり」が大きな見所だが、
荒井は「人形のふりをしている女の子」を演じている、という感じで、
なるほどそうだ、本当に人形になってしまったわけではないんだ、と
そこは新しい発見だった。
それとともに、このプロダクションの楽しさと美しさが際立った。
群舞の構成が見事なのだ。
上から見ていると、舞台の上に何度も花が咲くようだった。
それには、
Kバレエ全体の力が上がったということもいえる。
踊りがとても揃っていて、ドリーブの音楽が生きていた。
男性の跳躍も高い。
とても安心して観ることができた。
男性でいえば、橋本、浅田、宮尾などは他の日に主役を持つので出ていない。
女性も、松岡、東野が出ていないが、
それがあまり気にならなかったというのが本当のところ。
プリンシパル級での数少ない出演者として
ジプシー役で1幕のみ踊った遅沢は、やはり目を引くし、
3幕「祈り」の浅川紫織もよかった。
私が注目していた松根花子が久々に登場。
怪我をしていたという話も聞いていたが、もう大丈夫なのだろう。
1幕はジプシー役で遅沢と組み、
3幕では「時の踊り」のメインダンサーだった。
今回は、ハッとするほどの切れ味は感じなかった。
次回に期待したい。
熊川は、もう演技がおちゃめで、
他愛のないストーリーに強弱をつけ、観客を沸かせていた。
ジャンプは抑え気味とはいえ、最後にでっかいのを一つ跳んでくれて、
やってくれるな、という感じである。
最後は拍手なりやまず、カーテンコールの回数も久しぶりにすごいことに。
つくづく、幸せをくれるダンサーである。
このKバレエの「白鳥の湖」はどんなものになるのか、
見たい、と思ったので、
幕間にロベルタ・マルケスと浅田良和の「白鳥の湖」チケットを買った。

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