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青山郁代@TMA海の日イベント

昨年に続き、今年も行ってまいりました。
第一部 卒業生グループ
第二部 現役5期生おひろめ
第三部 卒業生グループ
今回、もっとも完成度が高いと思ったのは
4期の青山郁代が1人で行った舞台(第一部の第二グループ)。
「さとうきび畑」をメインにした歌主体のお芝居です。
そう、あの「♪ざわわ」。
登場してすぐ、「先に帰ってて」という台詞だけで、
何もないスタジオを夏の海、そして光を感じさせた。
そして歌声が素晴らしい。
抑制された中に力があり、潤いがある。プロの歌声である。
「戦さ」で父を亡くし、父を知らずに育った娘の寂しさ・悲しさや、
その娘が命を宿すことで、乗り越えていけそうな希望が
胸に迫ってきた。
ただ、
その歌声から「戦さがやってきた」ことまでしっかりと伝わったか、
といえば、それはまだ難しかったかもしれない。
「戦争」が他の体験と同じ「悲しい物語」に加工されてしまい、
ざらついた、絶対的な破壊の前の虚無や憎悪までは浮かび上がってこない。
でも、
それは若さゆえなので、仕方がないのである。
戦争を肌で知らず、実感を伴う想像ができていないからといって、
今の彼女を責めることはできない。
そのことよりも、
たった一人であっという間に観客を舞台に引き込み、
異空間を繰り広げ続けるだけの魅力と実力を備えたことに
拍手をしたい。
「海の日イベント」については、これから数回に分けて書いていきます。

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