映画・演劇・本・テレビ、なんでも感動、なんでもレビュー!

  1. 映画
  2. 17 view

「魔笛」@シネマナビ


DVD 魔笛
時空を越えたモーツァルトの精神
映画:「魔笛」
監督:ケネス・ブラナー
配給:ショウゲート
ストーリー●
第一次大戦のさなか戦場で瀕死の重傷を負った兵士タミーノは、
3人の看護婦に助けられる。
この3人、実は「夜の女王」の侍女たち。
ザラストロという悪いヤツに誘拐された女王の娘タミーナを、
タミーノに救出させようとする。
魔法の笛を渡されたタミーノは、
魔法のチャイムを持つ兵士パパゲーノとともに
ザラストロの城砦を目指す。
ところが対面してみると、ザラストロはいいヤツだった!
(7/14より、全国順次公開中)
一度オペラというものを見てみたいけれど、敷居が高い。入場料も高い……。
・・・・・・そんな人におススメなのが、この映画。
出てくる歌手は超一流、大画面でど迫力。
もちろん、字幕つきなので、筋もわかりやすい。
もともと「魔法」のお話なので、
あまり筋にこだわらず、素晴らしい歌声と場面場面に盛り込まれたウィットを、
お祭りのように楽しめばいい。
とはいえ、なぜ今、「魔笛」なのか?
ケネス・ブラナー監督は一曲も省略せずにモーツァルトの世界を20世紀に移し替えている。
戦いの無意味さを訴えるマジメさも大きなテーマだが、
争う二人が、実はもと夫婦だったんじゃないか?と思わせるところに、
またリアリティが生まれる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*「Wife」に掲載当時、手違いから「なぜ今、『魔笛』なのか?」で切れてしまい、
 ラストの文章が載らなかったため、何をいいたいかまったくわからなくなってしまったという
 非常にツライ経験をしたレビューです。
 今回、最後まで載せたので、
 「Wife」をご覧になった方も、違う目で読んでいただければと思います。
(映画館で見ることを前提としたタイトルも、今回は変更してあります)

映画の最近記事

  1. 「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」

  2. 紀里谷監督のインタビュー記事をアップしました

  3. 「FOUJITA」~藤田嗣治の戦争画を考える

  4. ガメラ、ゴジラのいる映画館前のレッドカーペットを歩く

  5. 「ザ・ウォーク」

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


Warning: Undefined variable $user_ID in /home/nakanomari/gamzatti.com/public_html/wp-content/themes/zero_tcd055/comments.php on line 145

PAGE TOP