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織田・安藤オリンピック内定

グランプリファイナルが終わりました。
男子は1位ライザチェック2位織田信成3位ウィアーで高橋は5位、
女子は1位キム・ヨナ2位安藤美姫3位鈴木明子でした。
調子がイマイチだったキムに、安藤が勝つかと思われましたが、
僅差でキムが逃げ切り。
安藤が、3回転3回転のコンビネーションを3回転2回転に、
2回転3回転のコンビネーションも2回転2回転にしたことが響きました。
やはり女子の場合、
3回転3回転あるいはトリプルアクセルがあるかないかは大きいです。
安藤は調子がよかっただけに、
本当はここでしっかり技を見せてキムに勝っておきたかったところですね。
ショートで5位と出遅れた鈴木が、
優勝した中国大会をほうふつとさせる完璧の演技で表彰台に滑り込んだのは、
お見事でした。
初出場で表彰台は大したものです。
彼女のように、
3回転3回転もトリプルアクセルもビールマンスピンもやらない人が3位になれたということは、
それだけ他の人がミスをした、ということでもあります。
ロシェットとレオノワはものすごくへこんでましたね。
でも常に実力を試合で出せるとは限りません。
二人とも照準はオリンピックでしょうから、本番はあなどれませんよ。
男子は
グランプリシリーズで唯一ショート・フリーとも4回転を成功させたジュベールが
なんと負傷欠場になってしまいましたが、
その分ライザチェックがいい滑りを見せてくれました。
彼の優勝はナットクですが、
ショートのように、3人ともノーミスというわけにはいきませんでしたね。
ただ、
果敢に4回転に挑戦した高橋に、私は拍手を送りたい。
日本人最上位でオリンピックが内定することよりも、
オリンピックで勝つために試合で4回転を跳んでおくことに
彼は重きをおいたと思う。
織田もライザチェックもトリプルアクセルを失敗していたので、
高橋も安全策を講じれば、優勝できた可能性は高い。
最初の4回転を失敗したことでリズムが崩れ、
結果的にミスも重なって非常に流れの悪いスケートのなってしまったけれど、
4回転に必要な集中力とか体力とか、
それを体で知るには必要な経験だったのではないでしょうか。
なんといっても、まだケガから復帰して半年なのだから。
さて、年末の全日本選手権。
真央ちゃんの復活なるか、中野はトリプルアクセルに挑めるか、
そして、高橋はもう一度4回転を跳んでみせるのか。
いよいよオリンピックが近づいてきました。
フィギュアは男女とも、まったく目が離せません。

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