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「まこという名の不思議顔の猫」


リビングBOOK大賞の投票期限も、あと2週間後に迫ってきました。
BOOK大賞のうち「ベストセラーの予感!」部門ノミネート作品のご紹介、
今週は「まこという名の不思議顔の猫」です。
本っていうか、写真集っていうか。
ニコニコ動画で「ネコ鍋」が流行ったのは去年ですが、
やっぱ世界は「癒し」を求めている、ということでしょうか。
里親さがしのセンターでみつけた一匹のネコ。名前はまこ。
ちょっぴりやさぐれた表情で、
「か~わ~い~い~手書きハート」っていうほどかわいくない。
でも、
なんだか去りがたい。目が離せない。そんなお顔のネコです。
私自身は犬も猫も飼ったことがないのですが、
夫の実家には2匹の猫がいました。
二匹目を飼い出したら、一匹目がちゃんと親の役目をし出した、というのを聞いていたので、
頼りなさげな「まこ」も、次に「しおん」が来たら、
先輩カゼを吹かせていろいろ指南していた、というくだりを読んで、
やっぱり、と思いました。
上目使いで不安げにじと~っとこちらを見るまこ。
そんなまこの最後の写真は、
瞳がまんまるで、天使のように無垢で明るい。
愛情たっぷりにお世話したことが、
まこのこの表情を生んだのかなー、と
まこの悲しい過去を想像したりしながら読みました。
何にしても、猫好き、動物好きには癒しの1冊。
読む、というより、「見る」本です。
投票は1/31までです。
詳しくは、えるこみHPまで。

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