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「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び」

バレエ・リュス(Ballets Russes)とは、直訳すると、ロシアのバレエってこと。
だけど、
ふつう「バレエ・リュス」といえば、
セルジュ・ディアギレフという男が興行師となって20世紀初めのパリで活躍した
バレエ団の名前として定着している。
何といっても伝説のダンサー「ニジンスキー」を輩出したバレエ団ですから。
舞台芸術に関わった人たちの顔ぶれを見て、またびっくり。
ピカソ、マティス、コクトー、ダリ、シャガール、ココ・シャネル、そしてストラビンスキー!
「バレエ・リュス」は単なる「ロシア・バレエ団」ではなく、
20世紀の幕開けにふさわしい、新しい文化の競演、
今までにない「何か」ができあがる、才能のるつぼだったのです。
1929年、ディアギレフの死を機にバレエ・リュスは解散。
たしかに「ロシア・バレエ団」は解散したけれど、
「バレエ・リュス」の生み出した芸術は継承されていった。
その「バレエ・リュス」チルドレンともいえるダンサーたち100人が、
2000年、80歳、90歳といった高齢となって一同に集まったのだ!
その同窓会をクライマックスに、彼らのインタビューや往年の活躍ぶり綴った映画
「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び」
今や「伝説」の人だったり、有名バレエ団の総裁だったりする彼らの
若かりし頃のお宝映像満載。
そして、今でも若々しく、オチャメに「ダンス」を語るシルバー世代の輝きに
しばし時の旅行を楽しめる作品。
・・・と、予告編とチラシから想像する私でした。
昔の「プリマ・バレリーナ」がいかに太い足で踊っていたか
予告編を観ただけでもかなりの衝撃です。
(今ほどやせてなくても名ダンサーは名ダンサー、という意味で)
今は当たり前のようにどんなダンサーでもやってのけるいろいろな「技」や「形」が
彼らによって多くあみ出されているとのことでした。
うーん、興味津々!
私は絶対観に行きます。
12/15(土)より、東京・渋谷のシネマライズで。
(12/22以降は同系列で近所のライズXにて続映します)

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