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「デート・ウィズ・ドリュー」

TVのゲームショウで獲得した1100ドルを元手に、
「女優ドリュー・バリモアと一日だけデートしたい」という昔からの夢をかなえようと、
30日以内に返せばタダのレンタルビデオカメラ片手に 出発!
「デート・ウィズ・ドリュー」は 
その一部始終を記録した、
おバカな青年のドキュメンタル・ロード・ムービーです。
1100ドルといえば、13万円くらい。
これで広いアメリカを移動し、コネというコネを使って
ドリューに少しでも近い人物にアタック。
「デート」という最終目的のために、エステなど、イイ男演出への準備も怠りません。
この映画は2004年にアメリカで爆発的にヒットし、
監督兼主演のブライアン・ハズリンガーは、
まさにアメリカン・ドリームの申し子となりました。
昨年末、TBS『王様のブランチ』で流れたインタビューでは、
「夢を実現するには、何が必要か?」の質問に、
彼は「Passion」と答えています。
願ったことを成就させる、その行動力と企画力。
あらゆる人脈を使って、運を手繰り寄せるエネルギー。
そして、それを映画に撮って自分をサカナにするサービス精神。
映画からあふれ出す、本人の明るく気さくな人柄もあって、
「チャンスさえあれば、成功する」要素を、
彼はすでにたくさん備えていたのかもしれません。
それだけに
彼が賞金を「1カ月の生活費」にしないで「夢」につぎこんだ、
その決断がすべてを決めた、といえるでしょう。
さて、彼は30日間でドリュー・バリモアに会えたのか?
その結末は、ぜひ映画館で!
TOHOシネマズ六本木ヒルズでやってます。
(上映時間帯が短期間で変わるので、最新情報を確認してからおでかけ下さい)
ちなみに、
「チャーリーズ・エンジェル」などで有名なドリュー・バリモアは、
6歳の時に「E.T.」に出演していて(あのかわいい妹役)、
それをやはり6歳のブライアンが観ていたというのが、
なかなかいいエピソードです。
鑑賞後、すべての観客から「面白かったねー」と声が上がるような、
そんなステキな映画ですよ!
*2006年12月16日のMixi日記をベースに、書き直しました。

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