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鳩山氏、総理を辞任

鳩山氏が総理を辞任、
小沢氏も幹事長を辞任しました。
期待が大きかったから失望も果てしなかった。
「食言」という言葉まで飛び出したくらいの
総理の「言」の軽さについては言うまでもありませんが、
民主党政権に対する私の失望というか疑問は、
以下の二つです。
青いといわれるかもしれませんが、記録しておきます。
議員立法の禁止。
立法府である議会の構成員である議員が
法律案を作って議会に提出してはいけない、というのは、
どうしても納得できなかった。
どんなものにも問題は出てくる。
私は法律には明るくないが、
この権利は「禁止」といえるようなものなのか。
それは国民の代表として選出された代議員の権利を狭めるものじゃないのか?
官僚答弁の禁止。
官僚任せにならないように、官僚の答弁を禁ずる。
いい考えのようにも思えるけれど、
大臣や副大臣がすべてのことを、細かい数字まで、
全部記憶しつくせるわけはないし、
そんなことに時間をかけて、いい政治ができるとも思えない。
官僚が答弁するのと、官僚が作った資料を見て政治家が答弁するのと、
官僚のレクチャーを受けて、うるおぼえで政治家が答弁するのと、
一体どれがいいでしょうって、比較する気にもならない。
もっとうまく官僚制度を使っていくこと、
官僚が政治家のよき片腕となって、協力し合っていくこと。
それのほうがずっといいと思うんだけど。
「よきにはからえ」になってしまったのは、
官僚のせい、というより、政治家の怠慢のせいだったからで、
「官僚まかせにしない」ことは「答弁禁止」にしなくてもできるのでは?
それに、
議会では答弁した人の名前は記録されるのだから、
官僚といえど「官僚」という無記名な存在でなく、
肩書きとともに一個人として責任を持つことになるはず。
官僚が一切表に出ないということは、
官僚が一切の責任をとらないでいいことになりかねない。
そんなの逆効果じゃないかしら。
ほかにもいろいろあるけれど、
この二つはとても納得のいかないものだった。
議員立法のほうは、小沢さんに直談判して
「別に全部いけないとはいってない」みたいな言葉を引き出して
ちゃんと成立させた議員さんもいるから、
正確には「禁止」はすでに解けているのかもしれないけど、
「官僚答弁」のほうは、どうなんでしょうね~。
あと、
鳩山さんは「元総理の影響力」を考えて、次回は出馬しないそうだけれど、
小沢さんの今後ってどうなるんだろう。
すでに今夜、菅さんと会談してるっていうし。
自民党時代、小沢さんが請われても請われても総裁(=首相)にならなかったのは、
「あがり」を恐れたからなのかしら。
いったん総理になって、短命で終わったら、
いくら派閥で影響力、といっても、もうOB扱いだもんね。
それより、
いつまでもいつまでも、キーマンとして残るほうがいいとふんだのかも。
金曜には次の党首が決まるんですね。
「いいこと」ばっかり言ってた鳩山さんの尻拭いは、
だれがやっても大変でしょうが、
覚悟決めて、しっかりやってほしいものです。
間違っても参院選のためだけにまたぞろ「いいこと」ばっかり言うのだけは、
それだけはやめてください。

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