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新国立劇場、新芸術監督でシーズン開始

ステージ・ウェブにこれからのラインナップが出ていました。
いろいろあった新国立ですが、
何事もなかったように、やっぱり監督は交代するわけですね。
まずは演劇のスタンダード中のスタンダード、
あるいはエポックメイキングな作品ということで、
「ゴドーを待ちながら」「焼けたトタン屋根の猫」などが並んでいますが
私の注目はソーントン・ワイルダーの「わが町」。

わが町新装
ライタースクールに通っていたとき、
お互いに自分の好きな本の書評を書きあって、
それを読んで「読みたい」と思った本を読んでまた書評を書く、
というレッスンがありました。
ある同期生が、
自分がカルチャーセンターで演じたことがある、という
この「わが町」について書き、
その言うに言われぬ雰囲気にとりつかれたようになって
読みました。
その後、この「わが町」が演劇界に与えた衝撃について知りました。
日本では、歌舞伎に花道があったりして、
舞台と観客席の行き来はそれほど珍しく感じないのですが、
「プロセニアム」と呼ばれる舞台上の四角い枠から出てセリフを言う、
言ってみれば、テレビの四角い画面の外に役者が飛び出るなど、
もってのほか、だった時に
この「わが町」はそれをやってのけた、敢えてはみ出した、というわけです。
演劇というのは、
体ひとつあればできるかわりに、
体ひとつの大きさでしかできない制約もある。
でも、
精神は自由。
想像力という翼を味方に、
どこまでも世界を広げられるところが、
私は好きです。
プロセニアムという制約だって、
もしかしたら違う自由を獲得するためにつくられたものだったかもしれない。
それほど、
演劇は右に行くも左に行くも、
道連れは「心の自由」なのだと私は信じています。
「わが町」。どんなキャストでやるのかな。
観に行くと思います。
*私にこの戯曲を紹介してくれた友人によると、
 翻訳でかなり感じが変わるとのこと。
上で紹介しているのは額田やえ子さんの訳。
「ソーントン・ワイルダー戯曲集(1)」
にも入っていますし、
「高校生のための上演作品ガイド」
にも入っています。

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